飲食店経営者でありエフェクチュエーションエバンジュリストの垣内健祐です

現代はVUCA時代と呼ばれています。VUCAとはVolatility（変動性・不安定さ）、Uncertainty（不確実性・不確定さ）、Complexity（複雑性）、Ambiguity（曖昧性・不明確さ）の頭文字をとったもので、不確実で正解のない時代であることを表しています。このVUCA時代への対応策として注目されているのがエフェクチュエ―ション。優れた起業家が行っているという思考様式です。

Covid-19の世界的蔓延により私が経営する飲食店は壊滅的な悪影響を受けました。インバウンド需要が無くなり、収入が8割減に。長く商売をやってきましたが、このような予測不能な状況になったことはありませんでした。しかしそんなときも、なんとかもがき続け、販路拡大を図り、新しい商売の種を撒き続けることができたのは、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科（IBA）で学んだ、エフェクチュエ―ションのおかげです。そこで私は、飲食店経営をやりながら、このエフェクチュエ―ションを伝える講演やワークを行うことにいたしました。