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神戸市の基幹病院で30年間看護師として、内科・外科・感染症病棟、手術室、新型コロナ専用臨時重症中等症病棟、感染管理部門に携わる新改法子のオフィシャルWEBサイトです。

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Profile

新改しんかい法子のりこ   Noriko Shinkai

1970年生まれ
神戸市の基幹病院で30年間看護師として、内科・外科・感染症病棟、手術室、新型コロナ専用臨時重症中等症病棟、感染管理部門に携わる
現在は、大学の看護学部で教員を勤める
エフェクチュエーション実践サロン「スナックレモネード」メンバー
名古屋市立大学大学院看護学研究科博士後期課程感染予防看護学修了

Activities and Results

資格・認定

  • 看護師 1992年
  • 日本看護協会 感染管理認定看護師 2007年、以降5年ごとに更新
  • 日本看護協会 感染症看護専門看護師 2012年、以降5年ごとに更新
  • 博士(看護学)2020年3月

研究分野

  • 新型コロナウイルス感染症に職業感染した看護師の支援に関する研究
  • 手術部位感染発生に関するリスク因子の探索と予防に関する研究
  • 医療機関や福祉施設における感染対策
  • エフェクチュエーションとACP

博士論文

  • 心臓・胸部大血管手術後の手術部位感染予防に関する研究(2020年3月)

学術論文

  • 新型コロナウイルス感染症の第一波流行期に院内感染した看護師の職場復帰に関する葛藤と使命感,日本看護科学会誌,42,559-597,2023.(筆頭)
  • Clinical characteristics and risk factors for multidrug-resistant bacterial isolation in patients with international travel history,Am J Infect Control,2022 Aug 27;S0196-6553(22)00634-4.(共著)
  • 国内発生初期に感染症病棟で新型コロナウイルス感染症に院内感染し職場復帰できた看護師の思い~感染する前から感染判明後しばらくの間に抱いた思いに焦点をあてて~,日本看護科学会誌,42,72-80,2022.(筆頭)
  • 開心術後の手術部位感染発生に関するリスク因子の検討:日本心臓血管外科学会雑誌,48(3),161-169,2019.(筆頭)
  • 心臓血管外科手術における手術部位感染予防サーベイランスを用いた院内感染対策室(ICT)と外科医の連携:日本心臓血管外科学会雑誌,42(5),377 - 383,2013.(共著)
  • 心臓弁膜症手術後の手術部位感染発生に関するリスク因子の検討:日本心臓血管外科学会雑誌,42(2),108 -113,2013.(筆頭)

学会発表

  • 感染症病棟で新型コロナウイルス感染症に院内感染し、職場復帰できた看護師の復帰の決断と復帰後の思い,第41回日本看護科学学会,2021.
  • 感染症病棟で新型コロナウイルス感染症に院内感染し,職場復帰できた看護師の感染した思い,第36回日本環境感染学会,2021.
  • 新型コロナウイルス感染症患者の看護の過程で病棟看護師に院内伝播した1事例分析,第8回CNS看護学会,2021.
  • Evaluating the Impact of Enhanced Contact Precautions on Detecting New Drug-Resistant Organism Cases Infection Prevention Society in Liverpool,2019,UK.
  • 心臓・大血管手術後の手術部位感染事例における執刀前予防抗菌薬投与のタイミングの分析,第19回日本感染看護学会,2019.
  • 感染症看護専門看護師の活動調査と今後の課題-第2報-,第6回日本CNS看護学会,2019.
  • 接触予防策の強化による耐性菌新規検出状況の調査,第34回日本環境感染学会,2019.
  • Risk factors for SSI after open heart surgery, Healthcare Infection Society International Conference in Liverpool,2018,UK.
  • 心臓血管外科手術後の手術部位感染減少に向けた取り組みとSSIバンドル実施率調査,第48回日本心臓血管外科学会,2018.
  • 海外で医療曝露歴がある患者の入院時耐性菌スクリーニングによる疫学調査,第32回日本環境感染学会,2017.
  • 整形外科手術後SSIの発生におけるSSIバンドル遵守率調査,第31回日本環境感染学会,2016.
  • 手指衛生向上にむけた取り組み 行動変容を目指した看護師へのアプローチ,第31回日本環境感染学会,2016.(共著)
  • 当院の経験した多剤耐性アシネトバクターの院内伝播とその対策について,第30回日本環境感染学会,2015.(共著)
  • 全病棟における直接観察法を用いた手指衛生遵守率及び擦式アルコール製剤使用量と新規MRSA検出率調査,第29回日本環境感染学会,2014.
  • 当院EICUにおける人工呼吸器関連肺炎発生の現状と今後の課題,第29回日本環境感染学会,2014.(共著)
  • 心臓弁膜症手術後の手術部位感染発生に関するリスク因子の検討,第28回日本環境感染学会,2013.
  • Surgical Site Infection予防最新プラクティス 心臓血管外科手術における手術部位感染予防 院内感染対策室(ICT)と外科医の連携,第111回日本外科学会,2011.(共著)
  • 消化器外科手術における術中感染対策の取り組み,第33回日本手術看護学会兵庫地区大会,2010.
  • 手術室におけるリユースリネン使用の評価 患者の安全性及び経済的効果について,第24回日本環境感染学会,2009.
  • 消化器外科手術におけるSSI発生防止に向けての取り組み,第22回日本手術看護学会,2008.
  • 冠状動脈バイパス術における手術部位感染サーベイランスの取り組み,第30回日本手術医学会総会,2008.
  • 効果的な手術時手洗い方法の検討,第21回日本環境感染学会,2006.
  • 血液培養採取手順の統一と汚染率の低下を目指して リンクナースを対象としたビデオ・手順書を使用して,第24回日本環境感染学会,2009.(共著)
  • 効果的な手術時手洗い方法の検討,第23回日本環境感染学会,2008.

シンポジウム

  • 環境を介した新型コロナウイルス感染症伝播予防に向けた過酸化水素噴霧装置の使用経験,第36回日本環境感染学会,2021.
  • 神戸市立医療センター中央市民病院で発生したCOVID-19院内感染の取り組み,第6回日本感染管理ネットワーク関東支部総会・地方会,2020.
  • 薬剤耐性菌を保菌した高齢者患者家族の療養場所をめぐる意思決定支援と倫理的課題,現象に根差した感染看護実践,第19回日本感染看護学会,2019.
  • SSI予防における看護師の役割と活動-チームで取り組む周術期の感染対策-,第33回日本臨床麻酔学会,2013.
  • 手術室におけるリユーザブルリネン使用の効果-エコロジーとエコノミーで感染対策を考える-,第26回日本環境感染学会,2011.

著書

  • さまざまな立場から考えるエフェクチュエーション的ACP支援 看護師の立場から,ここからスタート アドバンス・ケア・プランニング ACPが見えてくる新しいアプローチと実践例(角田ますみ編著),へるす出版,東京,2022.(共著)
  • SLEで薬物療法を受ける患者の看護,真菌感染症・寄生虫症・原虫感染症,ナーシング・グラフィカEX,疾患と看護④ 血液/アレルギー・膠原病/感染症(薊隆文,矢野久子編),メディカ出版,大阪,2020.(共著)
  • 高齢者ケア,家族に寄り添うアドバンス・ケア・プランニング,医療・介護・福祉・地域みんなで支える意思決定のための実践ガイド(角田ますみ編),メヂカルフレンド社,東京,2019.(共著)
  • 医療スタッフへのアプローチが特に難しいエリアと部門(外科医),院内エリア&部門別“はじめてさん”の感染対策レクチャーブック,インフェクションコントロール2019夏季増刊(坂木晴世編著),メディカ出版,大阪,2018.(共著)
  • 病原体別消毒薬・廃棄物の処理・看護物品,ICTのための耐性菌対策お助けブック,インフェクションコントロール2019春季増刊(山本剛編),メディカ出版,大阪,2018.(共著)
  • 感染管理制御のための基礎知識-手指衛生-,感染管理・感染症看護テキスト(大曲貴夫,操華子編),照林社,東京,2015.(共著)

執筆

  • 効果的なフィードバックにつなげよう!医療器具関連感染サーベイランス実践レクチャー 1 コロナ禍での医療器具関連感染サーベイランスと海外の最新情報,インフェクションコントロール,2023.
  • 新提案!「今できること」から始めるACP エフェクチュエーション的思考による支援のすすめ 第2話 看護師の立場からのアイデア,介護人財,2022.
  • 協力的ではないスタッフからの苦情と問い合わせ,新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス…“よく遭遇する”や“答えにくい”を解説,ICTのQ & A集インフェクションコントロール,2022.
  • ICTが徹底的に確認すべし!新型コロナウイルス対策最重要チェックポイント 飛沫・エアロゾルの曝露を防ぐ(気管内挿管・吸引・口腔ケアなど),インフェクションコントロール,2021.
  • マニュアルでもパワポでもすぐに役立つCOVID-19 10min指導マニュアル 病室,手指衛生,PPE着脱,N95マスク,病室の清掃消毒,インフェクションコントロール,2021.
  • 末梢静脈血管留置カテーテルの管理知っておきたい知識 小児の末梢静脈血管留置カテーテルにおける感染管理,小児看護,2018.
  • チームで取り組む周術期の感染対策 手術部位感染予防における感染管理看護師の役割,日本臨床麻酔学会誌,2015.
  • ICTラウンド 現場へのベストアプローチ 部署別 ラウンドターゲットと実践手順 手術室,感染対策ICTジャーナル,2015.
  • 感染リスクを考慮して行う本当の意味での消化器外科手術SSI対策,SSI発生状況や原因分析の結果を踏まえた消化器外科手術SSI対策,メディア視覚教材+実践手術看護,2009.

メディア

  • 2022年5月
    スタンダードプリコーション(標準予防策)|いまさら聞けない!ナースの常識
    【17】監修, https://www.kango-roo.com/work/451/"
  • 2022年2月
    医学界新聞 対談・座談会「新型コロナ対応で変わる,広がる!感染のロールモデル, https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2022/3459_01"
  • 2021年4月
    看護roo!専門看護師活動インタビュー コロナ禍で「感染症看護専門看護師」は・・院内感染の経験から見つめるこれから,https://www.kango-roo.com/specialist/8294/"
  • 書籍「ナーシング・グラフィカ 血液/アレルギー・膠原病/感染症」に付属する「メディカAR」無料アプリで,学生向配信動画コンテンツ「骨髄穿刺の介助」監修.

科研費

  • 2022年4月-2025年3月,withコロナ時代に院内感染した看護師の職場復帰継続支援プログラムの構築 ,若手研究

受賞

  • 2019年度,トラベルアウォード賞,一般社団法人日本環境感染学会
  • 2019年度,神戸市立医療センター中央市民病院 個人部門優秀賞
  • 2019年,第2回4病院(神戸市民病院群)合同学術研究フォーラム コメディカル部門最優秀賞
  • 2014年,第1回KCHO(神戸市立医療センター中央市民病院)アカデミア研究発表会 コメディカル部門最優秀賞

学会員

  • 日本看護科学学会会員(令和2年~現在)
  • 日本環境感染学会会員(平成17年~現在)
  • 日本専門看護師協議会会員(平成25年~現在)

社会的活動

  • 日本専門看護師協議会 総務委員会委員(令和3年~現在)
  • 愛知医科大学大学院看護学研究科非常勤講師(平成29年~現在)
  • 第53回日本看護学会学術集会抄録選考委員(令和3~4年)
  • 日本専門看護師協議会 研究成果提言委員会委員(平成29年~令和元年)
  • 日本専門看護師協議会 新型コロナウイルス感染症に係るメール相談員担当(令和2年~令和3年3月)
  • 中材業務および感染対策研究会役員(平成24年~令和2年)

専門分野を通した地域との関わり

  • 令和4年,訪問看護ステーション経営者と共に、「人事で悩まない!リファーラル採用にしよう」のセミナーを開催し、「新型コロナの活動から学んだ看護師への仕事を続けるサポートとは」というテーマで講師を担当.
  • 令和元年1~9月,医療コンサルティング会社より依頼を受け,医療機関・介護経営者向けの情報提供社外報で,クリニックでできる感染対策のミニコラムを6回執筆.
  • 平成29年~令和元年,神戸市保健所より依頼を受け,感染症対策実務者連絡会・研修会の講師を担当,感染症予防について講義と嘔吐物処理実習の指導と助言を実施.
  • 平成29~30年,神戸市民間病院協会より依頼を受け,神戸周辺の保健師,助産師,看護師,准看護師を対象に,感染対策に必要な最新の看護に関する講義を実施.
  • 平成31年,兵庫県看護協会より依頼を受け,兵庫県内の看護管理者,感染対策担当者,兵庫県看護協会職員を対象に,エボラ出血熱の現状と対策,新型インフルエンザ対策などのBCPに関する講義を実施.
  • 平成23~29年,医療関連企業より依頼を受け,関西・関東(京都,大阪,浜松,千葉)の手術関連看護師等へ手術室における感染対策と術後創部感染予防に関する講義を実施.
  • 平成30~令和元年,中材業務および感染対策研究会から依頼を受け,手術関連の医療者等に滅菌周辺業務の講義を実施.
  • 平成24~令和2年,兵庫県・他府県の医療機関(神戸,鹿児島、豊岡,有馬,福井)より依頼を受け,感染管理に関わる講義を実施.主な内容は,COVID-19感染対策、医療関連感染対策、眼科診療時の感染対策など.
  • 平成26年,兵庫県予防医学協会より依頼を受け,当該施設に勤務する滅菌担当者等へ滅菌材料室,内視鏡検査室などの感染コントロールについて直接指導を実施.
  • 平成20年,歯科医師会主催「歯科100時間コース講義・実習」の「歯科治療の感染対策」講師.
  • 平成20年,JICA広州市院内感染対策プロジェクト専門家協力技術員.

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